「マイ・インターン」人との〝交流〟が充実した余生を生む
マイ・インターン
〝愛と仕事が人生のすべて〟
の一言から始まるこの映画。
現役から長く離れた一人の老人の人柄やスキルに惹かれ、様々な人たちが影響されるハートフルコメディ。
あらすじ
退職し、妻に先立たれたある一人の老人(ロバート・デニーロ演じるベン)がやることを探しては時間を持て余す生活をしていた。
ある日、張り紙から高齢者のインターン求人募集をみつけ、アバウト・ザ・フィットという会社で働くことに…
ベンの人柄を描く
妻亡き後、趣味であるゴルフ、読書、映画、トランプ、ヨガ、太極拳、料理教室、園芸など悠々自適のなまけた生活を楽しんでいたものの、どこか虚しさを感じていた。
〝どこでもいい、外に出よう〟
7時15分に必ずスタバに行くことで、無理に社会の場に溶け込む安心感を心に満たしていた。
☝️シニアインターンの面接に来たベン
毎日通う場所ができる。
人と接し、刺激を受けられる。
と気合が入る。
他に面接に来た方の中には、四点杖を使用している方もいれば、在宅酸素療法(HOT)を行なって携帯用酸素ボンベを使用している方もおり、印象的でした。
リハビリに携わる私としては、こんな人たちが仕事の面接に来ているだけで微笑ましいです。
みんなのおじさん
☝️アン・ハサウェイ演じる社長のジュールズ
見事にシニアインターンに採用され、ジュールズの専属になるも仕事はまったくもらえず…
そこで好きな名言である
〝正しい行いは 迷わずやれ〟
「行動あるのみ」
と自ら他スタッフの手助けをする。
自分から動く人間は好まれますよね。
彼の実直で温厚な性格
管理職で培われた周囲を見渡すスキルや分析力
昔ながらの解決の仕方
昔から使っている物 など
周囲の人に影響を与え
〝みんなのおじさん〟に。
〝ハンカチは貸すためにある〟
この作品の名言ですね。まさに紳士。
長く生きてきた大人の男が言うと心に染みます。
一人の男としてハンカチはちゃんと持たなければ。
そんなベンの人柄や人生観などジュールズも認め
「一緒に居ると落ち着く」
と大切な存在に気付き始める。
一方、客の声を聞いたり梱包も確認したりと何事にも手を抜かず、仕事に熱心なジュールズの姿を見て会社に必要な人だと認めていく。
仕事だけではなく、私生活のアドバイスもするようになり、そこには確かに信頼と友情が芽生えていた。
最後は趣味の太極拳にジュールズも一緒に。
お互いに必要とする存在になってました。
太極拳で始まり終わる心暖まるストーリーです。
アンの美貌
それにしてもアン・ハサウェイは本当に可愛かったです。この業界で一番好きな女優。
「プラダを着た悪魔」に続き「マイ・インターン」でもファッションセンスが際立っていました。
もう何着ても綺麗ですね。女性の憧れではないでしょうか。
☝️マイインターンでのファッション
☝️スタッフも楽しそうです。
豆知識
ここで気になったのが、ジュールズの母との電話内容。
「睡眠時間が6時間を切る40歳以下の女性は7時間睡眠の女性と比べると体重が増える率が38%増える…」
これはなかなか恐ろしいですね。
頑張って働いているのにデブになる。
ちなみに…
「朝ごはんを食べない人は食べる人と比べると脳出血になる確率が40%高くなり冷え性率も2倍、学力も低下」
するそうです…
しっかり食べて、しっかり寝て健康な身体づくりをしていきたいものです。
今はパソコンが使えれば在宅ワークで稼げる時代になっています。しかし今の高齢者にとっては最大の難関。
自分の老後のためにもパソコンはある程度使えるようにしとかないといけないですね。
最後は余談になりました。
ではまた‼︎
「共演して学んだこと」